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  • 2015.04.20 Monday
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踊る、夏。

さて、なんの「3」だろうかということだ。


7年ぶり。

1」は放映年次の邦画興行収入第1位を記録。

2」に至っては、放映年次の邦画興行収入第1位はおろか、
現在も邦画実写映画の興行収入第1位を守っている作品である。

「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!!!」

   踊る3の2.png


もう、お気づきだろうか。


   踊る大捜査線3.png



あと、18日。

ついに、公開される。
いろんな面でニホンが踊りまくる、まるで祭りのような作品でもある。

あまり劇場に足を運んで映画を見ない自分でさえ、
1」「2」ともに劇場で鑑賞させてもらっている。

まさに7年ぶり。ということだが、
7年の歳月をものともしないカンジに、
青島役の織田さんたち主人公らは
予告編を見ても、輝きは色褪せていない。

Webサイトはとうに立ち上がっていて

自分も1ファンとしてもっとはやく気づいていたなら、
試写会やら、エキストラ出演やらやってみたかったものである。
この映画に関してはややミーハーになってしまうぐらい惹き付けられるものがある。

なぜか。
織田裕二という大人気俳優だけでなく、
脇を固める俳優さん方の役の嵌まり具合、
警察社会を会社としてとらえ、
いままでに描かれていない「人間ドラマ」として大化させたところが
当時としても、いまに至っても新しく。

さらに大ヒットしてしまったものだから、
なおさら真似できなくなってしまったという、まさに無敵の路線をたどっている。


このWebサイトにはワクワクするコンテンツがたくさん詰まっている。
残り18日なんてすぐではないか。

それまでこのWebサイトでガマンしてくれ、
といった意向かどうかまでは図りかねるが、
今は7年前のムードを思い出しつつ、
」「」を改めてDVDで観てみるのもいいかもしれない。


7月3日公開。
すてきな夏に、なりそうだ。



#kawasoko。

そろそろこの映画について、具体的に触れておきたいと思う。        
   
川の底からこんにちは」。      
      

シンプルなこれにリンクを貼付けようかと思ったが、
若干のネタばれを含んでいるため、
本当に」観てくださる気であれば、
このWebサイトも、
満島ひかりのことも、
一切知らないまま行くべきである。

そのほうが、気持ちのいーぃオドロキをもらえるからだ。
本当に!!!
できれば、見るなっ。と言う。

ただやはり、できるだけ多くの人にみてもらいたい映画なため、
100%の気乗りではないが、リンク付きで載せておくことにした。

  

うだつの上がらないOLとして東京で毎日を過ごす、
満島ひかり演じる木村佐和子が、この映画の主人公。

そんななか実家のお父さんが倒れたとの知らせが。
お父さんはしじみ工場を営んでおり、一人娘の佐和子に
帰宅の要請が公務員の叔父さんから定期的に入る。

お父さんが倒れたというのに、
全く帰る気がなかった佐和子だが、
とあるきっかけを基に、結局、
帰省して実家の工場を継ぐことになるのだが。。。

というのが、さわりのあらすじ。

登場人物それぞれに愛すべきところがあって、
田舎の男女事情とあいまって、
そのトーンが、ずっと独特のスピードを帯び
物語を進行させていく。

途中からの、「満島色」ともいえる、一種の『潔さ
果敢なく発揮されていくところが、最大の見せ場である。


あと、見所に関して言うと。
佐和子は毎回至る所、ある「ドリンク」を飲む。
一体、累計何本飲んでるんだ??といえるぐらいに。
それもひそかに、この映画のトーンを守っている気がする。

そんなにうまいか!と思って
その後自分も飲んでしまったぐらい。
それも、広告といえば広告。
その「ドリンク」の。


ぴあフイルムフェスティバル(PFF)にて、
「剥きだしにっぽん」でグランプリを受賞して以来、
初の商業作品となる石井裕也監督。
自分より1個下なのも、結構刺激的で。

これが満島ひかり、石井監督ともに
今年名を馳せるきっかけとなる作品には間違いない。


欲を言うなら、もう少し尺が長くてもよかった。

ところどころに挟んでくるジョークにも、
適度な滑稽さを感じて、愛らしい。


首都圏近郊だと、
渋谷横浜関内ぐらいしか上映していないのが
ホント、勿体ないのだが、
近隣で上映されていない方は、
DVDを待つのもアリだとは思う。


ただ、劇場だからこそ味わえる、あの、圧巻なカンジ

劇場まで足を運ぶ意味はきっと、ある。
割と前気味で座ることをおすすめしておく。



twitterにて、ハッシュタグのつぶやきページも作っておいた。
#kawasoko
つぶやきの末につけて、ぜひつぶやいてみてほしい。


まだ今年も初夏。
この映画からキモチよい快進撃を始めたいものだ。

もう、がんばるしかない。と。




昨日。

なかなか興味深くて、見ようと思っていた映画が先日というか、
きのうまで、
目黒シネマで上映されていて。

久しぶりに映画の批評なんかをしようかと。

目黒シネマは、単館上映のスタンスながら、
旬のやつではなく、幾分か上映されて日が経ったもの、
わかりやすい期間の目安でいえば、
上映された映画がDVDになった具合の頃に、
目黒シネマで選抜されて、2本だけ、2週間、上映される。


それで、昨日まで上映されていたもの。


「ブタがいた教室」。

と、

「ぐるりのこと。」。


この2本であった。


このページでは、
ブタがいた教室」について触れたい。


実話をもとにした映画で、大体半年ちょい前ぐらいに上映されていた作品だった記憶がある。

ネタバレしない程度に‥、というと、
どの程度まで中に触れられるかわからないので、

まあ、あらすじ云々をもとに触れてみる。

配られていたリーフレットにも、ほぼ大体が載っていたわけだから。


とある小学校6年のクラスで、ブタを飼い始めることになる。

担任教師の思惑としては、1年育てて、最後に食べよう。
というもの。

そして、「いただきます。」「ごちそうさまでした。」の意味を含んだ、
『いのちを食す』といった授業に活かしたいのだという。

当然、育てるとなると、情が移るのはわかりきった話ではあるが、
果たして、本当に、最後
食べるの?


というのが、このストーリーのあらましだ。

まぁ、かなりの部分が本当のように見える作り方にはなっていた。

ブタくんが塀を抜け出しているのに、
教室に向かうところなんかはリアルさには欠けているところはあったが。

自分含め観ている観客が、おそらくいちばん観たかったのは、
どうやって最後『食べる』に結論づけるのか!

そこであり、

さらに言うと、
ブタくんが食肉になった状態で、
6年生のコたちがその状態のブタくんとどう向き合うのか。

そこが見たかったわけで。

まあ〜、やきもきした。


これが感想ではある。

ただ、大人っぽい的を射た発言をする6年生のコが、
『食べる』にもっていけるよう、
討論でどう意見するのかは、見ていてすごい興味深かった。

『食べない』に結論をもっていくのなんて、
はっきり言って誰でもできる結論である。

そんなのは観ている誰も期待していない。

育てていたイミ、
それがブタくんだったこと、
育てることの責任といったものを子供たちが子供たちなりの言葉で表現しようとしていたのが、
すごくグッときたわけで。

深く根差すところは、作家小川糸の「食堂かたつむり」にも関連するところがあって
ちょっとそれを思い出しながら、「うんうん」と頷きながら、
終始映画を鑑賞させてもらった。

この映画でさらに着目したらいいと思うのは、
原田美枝子さん扮する校長先生の清潔感というか毅然とした風というか、
それが結構新鮮であった。

あと子供たちのなかでも、なかなか印象深いセリフをくれている肉屋のコ、
その子の父親が、コンドルズの近藤良平氏、
あとチョイ役でピエール瀧氏も出ている。
探してみるのもちょっと面白いかもしれない。


自分がいざこの子たちの立場だとしたら。。と思うと、
いざ、という時にならないと答えは出ないのかもしれないが、

...自分の腹をえぐるような気持ちで、
「食べる」を選択するようにも思う。
ただ、6年のときってそんなに大人でいられないよな、と思うのも本音。

演出は多々あったにしろ、もっと「観る側」を意識して作成されていたなら、
より、よかったかもしれない。


いのちを「食べさせてもらう」ということに迫る「本質」、
もっと迫ってくれることに期待していただけに若干残念だった感は残った。

ラストの迎え方も賛否両論であろう。

ぼくは正直、物足りなかった。

エンドロールで小学生のコたちの卒業式の模様をみせるのは、
それでよかったのだろうか、
という気持ちも残る。

ブタがいた教室〜ガチンコ版〜
なんてのが上映されたら、ぜひ真っ先に見させていただきたい。



読まずにまず観て。

原作ありきで映画をつくることが多い昨今。
マンガからの映画化は流行りのようだが、ここで取り上げるのはこの人原作は2度目。
ちなみにマンガではない。

伊坂幸太郎。

アヒルと鴨のコインロッカー(2007)
監督:中村義洋
 

最初から終わりまで、
ボブディランの「風に吹かれて」が、
ずっと流れつづける感覚の映画フイルム。

切ない。
まるで終わりのないテープを、
延々とオールリピートで回している感じ。

僕は原作を周知の上で観たが、キャストになんの違和感もなかったのがうれしかった。
切なさにぐっ、と心をつかまれた。
原作を知っているのに、わかっているはずなのに、
終わる頃には、なんか人に見せられないカオになっていた。

それでも、できることなら、
この話のトリックを知らずに観たかったと思った。強く。

やはり、一回中身を知ってしまった状態での「構え」
本当にもったいない、と感じたのだ。

」の状態は、本当にかけがえなく大切で、
尊重すべきものだと。

原作を知らないひとは、ほんとうにラッキーだ。
この幸運を大事にしてほしい。
いまはもう上映されていないが、レンタルで観ることはできる。


神様はいるんだろうな、
ま、いてもいいだろうなと思うようになった、
素敵な映画だった。

素を、大事にしてほしい、そんなメッセージを反面的にもらった気がする。




生きてるあいだのいちばん。

生涯をとじたあと、
1週間だけとある施設で、
大切な記憶を思い出すだけに過ごすとしたら。


ワンダフルライフ(1999)
監督:是枝裕和


生涯を終えたあとにもらえる選択。

約3日間のあいだに、いままで生きてきた中で、
いちばん印象に残った大切な思い出を選んで、話す。
それを、聞き役のスタッフが忠実に映像に呼び起こし、作成。
作成したものを1週間後に、上映。
上映の中で鮮明に呼び起こした
大切な記憶をひとつだけ持って、旅立つ。

やさしい、映画。
聞き役も人間なんで、もちろん喜怒哀楽もあるわけだが、
その人間ドラマにもほのぼのとする。
なにより話し役の話が全てアドリブ、ということがすごく興味深い。

自分も突然しんじまって、ここに来ることになったら、
どの記憶を選ぶだろうか。
お守りとして持ちたいだろうか。と思う。

大切な記憶を選べるように、スタッフも出来る限り手助けをする。
おばあちゃんの笑顔にこちらもほっこりしてしまう。

映画中いろんな疑問点もゆるやかに流してしまう、
和やかさが心地よいのだ。
この日が生きてる証だった!といえるイベントをお持ちのひともいるだろうが、
殆どのひとには、
平凡な日が一番に感じるのではないかとも、思ったりする。

「いまを生きろ!」
というコトバさえ陳腐に聞こえそうなほど
出回りすぎた昨今、
この映画のタイトル、
映画がゆっくり語りかけてくるものの意味は、深い。



ピンポン。そう、ピンポン。

ほんまに、です。

人々のふわっふわっする気持ちと同調するように、
花粉も相当、舞っているのだと思いますが。
花粉症の方々、もう少しでこの苦しみは、終わります

さて。映画です。
4.
ピンポン(2002)
原作:松本大洋  監督:曽利文彦

友達。ライバル。敗北。挫折。嫉妬。飛躍。
観終わった後、まるで呼吸に同調したようなリズム
ずっと、心地良く流れていたことに気づく。

物語に展開としての起伏はあるものの、自然な感じで疲れずに観ていられる。
きっとそのリズムが、大切に流れているからだ。

その理由は松本大洋原作の繊細な「」である。
だが、それに物怖じすることなく
「見事に」空へ昇華させるような、
いい汗をかかせてくれる、さわやかな青春ビタミンムービーに仕上がっている。

映画初出演となる中村獅童、クセのある荒川良々、竹中直人などのキャストが
「隙」を見せていないこと。
そしてなにより、窪塚洋介、ARATAの主役2人の配役以外考えられないような
役との「シンクロぶり」があったからであろう。

どんなにすごくても、スーパーマンなんて居やしない。
だからこそ、高く高くジャンプすることに憧れる。できれば、飛びたいぐらいに

「I can fly!」
観覧後、こう思わず口が動いていたら、
きっとペコに同調したところがあったということだ。

この映画。ほんとうに、元気になる。









スウィング?そう。スウィング。

戦争映画から一転、
青春まっさかりの「いぃ」ニオイのする映画を。

3.
スウィングガールズ(2004) 監督:矢口史靖

ジャズの演奏を「スウィング」とは、なんと粋な言い方だろう。
部活に打ち込むというよりも、ひとつのことに夢中になることのエネルギーの輝きを、
現在「のだめ」の上野樹里を主役に爽やかに描いた傑作。

結果論になってしまい後出しじゃんけんのようでみっともない言い方だが、
のだめ上野樹里は「音楽」がテーマの映像製作だと、より映えるのだろう。
ちなみに、ここではテナーサックス担当。

山形の雪に映える、JAZZのリズム。
オンガクを「音楽」とはやはり、うまく言ったものだなぁ、と
他愛もないことを思いながら、
劇中のリズムに合わせて、爪先でビートを打っている自分に気づく。
今年の東京は、明けて早々何度も、雪を見た。
それもわずらわしい雰囲気の寒さを以って。
もっとはやく気づいて、この映画を再観していれば、と思う限り。

一方、もう春。
これは、冬に見る映画だ。

薦めている今の時点で、罵声を受けることは覚悟です。
真冬にコーヒー片手に爪先でビートを刻みながら、心にいぃ汗を、かいてもらいたい。
冬も寒さも、いつもと違った形で。好きになるはずだ。

改めて、季節感がなくてごめんなさい。m(_ _)m




シンドラーのリスト

課題に追われているかのように、続々更新を続けようと目論んでいる、
kk927こと、きた27(きたじせぶん)で御座います。25歳ですが、27です。気になる方は...きいてください。
さて、素人広告批評のさきがけとしてやっている、映画紹介の更新2回目です。

2.
シンドラーのリスト(1994) 監督:スティーブン・スピルバーグ

ナチス・ドイツ占領下における、戦争映画。事実の物語にもとづいた、ユダヤ人虐殺とその背景における、実業家オスカー・シンドラーのお話。

戦争の話となると、国の大義名分など様々なものが関与するため複雑な事象に間違いないのだが、ユダヤ人虐殺を強行し続けたナチスの是非を考えるにはいい教材であるかもしれない。

オスカー・シンドラー。杉原千畝。戦争という抗いようもない巨大な渦の中で「すくうひと」であり続けること。

それは、ひとを救うというだけではなく、「掬う」ということも含む。

日本でも横行した「非国民」という呼び名。世界全体で戦争反対者を、そう罵り合うことで生まれる連帯感の中で、世の中のの方にどんどんたまっていくだろう悲しみ。それを、掬えること。

その難しさをモノクロのトーンで、淡々と語りかけてくる。ここに目を背けないこと。

他の派手なエンタメ映画製作に隠れてしまいがちなメッセージを、ユダヤ系アメリカ人スピルバーグはここで確かに、奏でている。





素敵映画。

そして、おすすめ映画第1回目も、続けて失礼させていただきます。

元某Mという服飾・雑貨店と某Vというおもしろ本屋さんでバイト経験を積んで
コピーライター、というやや異色な経歴をもつ私ですが、
..映画。好きですが、本以上に「見ない」訳です。
でも、これを観て!と出来る限りふりしぼって、振り絞ってぇぇぇ...出していくので、見ていただければと思います。

1.ルパン三世 カリオストロの城(1979) 監督:宮崎駿
 
大人になってこれを観たことは、ありますか? いまみてもドキドキする。
ぼくがコピーライターであるならば、
銭形警部側です。「ルパンは大事なものを盗んでいった..」あの台詞をはきながら、
ライバル ルパンを認め、「追いかける」側。
ライバル ルパンは人の心を奪う「ドキドキするコトバ」のような存在でしょうか。

いつでもめまぐるしい世の中に順応して、すいすいとした軽いフットワーク。
それを、必死で追いかける。それが任務ではなく、むしろライフワークになっている
銭型警部。
 コピーライター銭型は、あの台詞で止まるわけにはいかない、とまた思うわけです。
何度でも励まされる。初心に戻れる、そんな映画ですね。

あなたはどちら側ですか?







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